この企画では、各大学の詩の活動を紹介していきます!第1回は埼玉大学です。
埼玉大学では、詩人であり教員でもある新井高子先生のもと、創刊号からインカレポエトリに参加しており、本記事のようなインカレ全体の企画にも積極的に参加しています!
○詩の授業について
埼玉大学には、『詩歌から考える日本語表現』という、新井先生による詩の授業が開講されています。現在、埼玉大学としてインカレポエトリに参加している方のほとんどは、この授業をきっかけに詩を書き始めており、私たちにとっては詩作の入り口のような授業です。
全15回のうち、新井先生セレクトの詩人の作品を読む回と、受講生がそれぞれ自作の詩を発表する回が交互にあり、さまざまな詩人に感化されながら自分なりの詩を書いていくことで詩作の面白みと深みを知ることができます。
受講生の数は30名程度と少なめではありますが、学内の複数の学部・学年、あるいは留学生など、所属を問わずさまざまな学生が参加することができるので、そういった学生たちが書き手として相互に刺激し合える場でもあります。

○学生主体の活動として
以前から、授業のない後期の間などには学生を中心に活動を行ってきましたが、2024年度からは、大学公認サークル『さいたま詩の報告会』として、活動中です。当団体は、学部生・既卒生を問わず、詩に興味のある方に対し、月一回程度の発表の場を設けています。発表は、ほとんどオンラインで行っており、それぞれ自作の詩の朗読、そしてそれに関する意見交換が主な内容です。定期的に集まることで、お互いのことがなんとなく分かってくるので、対話をしていく中で自分の詩の傾向なども掴めたりするのが、サークルとして活動する中で得られる面白さでもあります。
インカレポエトリにて交流のある大学、あるいは他大学の詩作サークルと合同で活動させていただくことも時折あり、さまざまな意見をうけて切磋琢磨していけるような活動を続けられていることはとてもありがたいです。
さいたま詩の報告会では、活動内容等をX(twitter)にてお知らせしております。この記事を読んで、埼玉大学での詩の活動に興味を持った方は、ぜひ!こちらから投稿をチェックしてみてください〜✨